小指にできた魚の目には要注意です
外反母趾と双璧をなす足指の変形に、小指の変形であるハンマートゥー、内反小趾があります。
魚の目が小指にできているひとは、このハンマートゥーと内反小趾に要注意。つねに小指が圧迫されているため、負担がかかっている部分に魚の目ができるのですが、その負担が続くことによって上記2つの症状いずれかに進行する可能性があります。
実際、小指が変形しているひとが魚の目も併発している場合も多いのです。ハンマートゥーは、指の関節が反パーのような形で曲がったまま飛びだした状態になる症状。そして飛びだした部分が魚の目になりやすくなります。この症状になるとかかとや指のつけ根が痛んだり、足底腱膜炎で足の裏の痛みに悩まされることも。内反小趾は、外反母趾の小指側の症状です。
開張足の合併症の場合も多く、幅のせまい靴をはき続けることになって起こることが多いとされています。小趾のつけ根の関節がはれることによる関節炎へ移行することもあり、内反小趾は外反母趾より治りにくいため専門医に必ず相談しましょう。
靴を見直すことによっても改善されます。魚の目を放置しておくと、ますますやっかいな症状まで引きおこしかねません。日ごろのフットケアを怠りなく。